IPA安心相談窓口には「パソコンがトロイの木馬ウイルスに感染している」など、パソコンに表示された偽のセキュリティ警告を信じて「サポート代金を支払ってしまった」との相談が継続して多数寄せられています。
独立行政法人情報処理推進機構HP内「偽のセキュリティ警告に表示された番号に電話をかけないで」より抜粋
2018年の注意喚起(脚注2)では、偽のセキュリティ警告画面から、最初に不審なセキュリティソフトをインストールさせ、そのソフトに表示された電話番号へ電話をかけさせるように誘導する内容が主な手口でした。 手口の内容は少しずつ変化しており、最近の相談では、偽のセキュリティ警告画面に電話番号を表示して、最初から電話をかけさせて偽のサポートへ誘導する手口がほとんどです。 正当な有償テクニカルサポートを提供するサービスと異なり、偽の警告の表示や虚偽の説明を行うような信頼性の低い業者との契約は避けるべきです。またこのような手口は「警告詐欺」「サポート詐欺」「テクニカルサポート詐欺」とも呼ばれ、IPA以外の各機関等からも注意(脚注3)が呼びかけられています。 今回の安心相談窓口だよりでは、被害を防ぐ基礎知識として、最新の偽セキュリティ警告における手口と対処、対策を説明します。
■より詳しい、最新の偽セキュリティ警告における手口と対処については、【独立行政法人情報処理推進機構HP内「偽のセキュリティ警告に表示された番号に電話をかけないで」】にてご確認ください!
■「ウイルスを検出した」という旨の警告が表示されてブラウザを終了させることができない場合の対応手順はこちらからご確認ください。